Choc v1とv2は別物です
名前は似ていても、ステムもピンもソケットも非互換。買い間違いを防ぐ完全ガイド。
「Kailh Choc v1」と「Kailh Choc v2」は名前が1文字違うだけですが、実質は別系統です。キーキャップ・ホットスワップソケット・PCBフットプリントのいずれも互換性がありません。ここを取り違えると、買ったキャップが載らない/スイッチがPCBに刺さらない、という事故が起きます。
1. ステムが違う
v1 は独自の「2本足」ステムで、対応キャップ(MBK・CFX・Chocfox など)しか載りません。v2 は MX十字ステムなので、手持ちの標準MXキーキャップがそのまま使えます。この時点で両者のキーキャップ資産は完全に別物になります。
2. ソケット・フットプリントも違う
v1 のホットスワップは Kailh Choc 専用ソケット(PG1350)を使います。一方 v2 は v1 とピン配置が異なり、広く流通する専用の低背ソケットが存在しません。実装はハンダ付けか、Mill-Max 3305 などのレセプタクルで対応するのが一般的です。「Choc = PG1350」の思い込みで v2 用PCBを用意すると詰みます。
KNOWN TRAP 通販で「Choc用キーキャップ」と書かれていても、v2専用(MX軸)が混ざっていることがあります。購入前に必ずステム形状(2本足 or 十字)を確認してください。
3. どちらを選ぶか
とにかく薄くしたい・専用の低背キャップの見た目が好きなら v1。手持ちのMXキーキャップを活かしたい・入手性を優先するなら v2。どちらもキットのPCB対応表を必ず確認してから部品を揃えるのが安全です。